Web広告運用で重要なターゲティング。そこにプラスして、「性格」にフィーチャーしたクリエイティブを導入することで、訴求が刺さりやすくなりCV改善につながります。
今回は、その性格タイプごとに刺さるクリエイティブがどのようなものか紹介します。
第一弾は思考タイプ編です。
●beehaveで使用している性格4タイプ
※こちらの4タイプの分類はユング心理学の類型論を参考に作成しています。
思考タイプの特徴とは?
「なるほど‥」ロジックに基づいて行動タイプ
キーワード:分析/合理的/損得勘定/客観的/理屈先行/探求心/一人でじっくり思索
- 論理的に物事をとらえる
- 「なんでこうなんだろう?」と考え客観的に分析する
- メリットに納得いくと行動に移すタイプ
- 好意的に検討してもらう材料を与え、自分で考え決定したと感じてもらうことがポイント
思考タイプがアクションを起こす!効果的な訴求コピー
思考タイプがWeb広告をみてクリックしたくなる訴求コピーはどんなものでしょう。
キーワードと、具体的に広告でつかえるコピー表現をみていきます。
効果的なコピー表現TOP5
・「○○ですよね?」とユーザーへ問いかけ、考えさせるもの
・「販売数○○個」 「○○%が実感」など実績数字を提示
・「○○とは?」「○○の理由とは?」など興味をひくもの
・「○○円」とシンプルに金額が書かれ、低価格なことが分かるもの
・「○○%OFF」「送料無料」のような割引サービス表現
解説
思考タイプは、客観的に検討しメリットに納得したときに行動します。
起承転結を意識したロジカルな物語で納得感を演出したり、金額や実績など比較材料を提示することで、考えることを後押しし、納得して決定してもらいやすくなります。
思考タイプ向けのバナーデザイン
次は訴求をどうみせるか、思考タイプ向けのバナーデザインについてのアンケート結果です。
バナーデザインアンケート結果
バナーデザインのどこに着目しますか?
読み飛ばしてしまうバナーはどんなものですか?
クリックしたくなるバナー広告の印象としてあてはまるものは何ですか?(複数回答)
クリックしたくなるバナー広告の「全体の色」はなんですか?
クリックしたくなるバナー広告の「背景」はなんですか?
クリックしたくなるバナー広告の「商品やサービスの見せ方」はなんですか?
クリックボタンについてどう思いますか?
クリックしたくなるボタンの「コピー表現」はなんですか?
※すべてのグラフ数値単位は「%」
解説
・テキストは、情報を収集しやすく視認性をあげたデザインにする。
・カラーは、シンプルかつ訴求コピーに信頼感や納得感を持たせられる配色が〇
・画像は、商品やサービスの見た目をはっきりさせ、背景はなるべくシンプルに画像を目立たせる。
・文字が少なすぎると、検討に必要な情報が受け取れないのでNG
まとめ
思考タイプにはクリエイティブ上で「なるほど」と好意的に考えさせるための材料を与えると良いです。デザインもその訴求が伝わりやすいシンプルなものの方が効果があがるといえます。
次回は【感情タイプ編】です。思考タイプとは真逆のタイプです。ぜひご覧ください!
<調査概要>
調査日:2018年7月30日~7月31日
調査方法:インターネット調査(クエスタント)
調査対象:全国男女
サンプル数:319ss